これぞ、まさしく「どんぶり勘定」

Malmo Stortorget

スウェーデン・マルメ編)(6/7・午後その2)


さて、早速、市内を見て周りますか。
最初に通りかかった場所が画像の
Stortorget(ストートリィ広場)。
マルメでは最も大きい広場のようですな。
中央駅から運河を渡って南側にある。
全体が石畳で、とても歩きづらかったなぁ。
どうやら画像中央、奥の方にある銅像
デンマークからマルメを取り戻した
カール11世のようだ。なるほどね。


広場周辺には歴史的な建造物がある。
代表的なところで市庁舎、その裏手に聖ペトロ教会、
そして創業1571年のApoteket Lejonet(獅子薬局)。
マルメ最古の薬局のようで、カミさんはとても興味を持っていたね。
店内は今までに見たことがなく、もの凄く重厚な雰囲気で圧倒される。
内装は1897年以来だから当然だわ。
特に2階部分が歴史を感じざるを得ない。
店内、右手が調剤室か。薬局なので、もちろん商品はリップクリームとか、
歯ブラシとか日常品も多くあったので、良さそうなものを何点か購入した。
金のライオンが目印だ。


ここから、両サイドにカフェやオーレンスデパート、
ファブリックを扱っているお店など、
歩行者天国にもなっている通りを真直ぐ歩いていくと
多くの人で賑わっているエリアに辿り着いた。
周辺にはGustav Adolfstorg(グスタフ・アドルフ広場)があり。
途中、郵便局で荷物発送の問い合わせをする。
ストックホルム空港で遅れなかった分の荷物を発送可能か否か確認。
せっかく購入した「送料込み箱」が無駄にならずに済んだので良かった)
さらに運河を越えていくとこれから目的エリアに到着。


雨がぽつぽつ落ち始めてきた。
大降りにならなければいいが・・・。
縦に走る通り一本違うだけで雰囲気も少し変わる。
駅からだいぶ離れているので人もまばらだし、
緑の多い通りをゆったりと散歩できるのがいいね。
さて、お目当てのショップへ向かうのだが、
これがなんと閉店していた(まじすか!)。
古着を買おうとしていたのだが、残念だなぁ。


気を取り直して、アンティークでも探してみようか。
事前に情報は得ていたもののどうなることと思ったが・・・。
これが、大当たり。そして、信じられないほど「どんぶり勘定」。
ディスカウントするのが、当たり前のような店主。とてもいい人だ。
「これももらうよ」と言ったら、値札が付いているのに
「It's free」と言ってポイッ!と袋に入れたのにはまいったな。
Nils Johanデザインのフォルムが素晴らしいスプーン。

たった「10SEK」→FREE=超嬉しい。
結果からいうと、ディスカウントを商売の信条としていると言っていたのは嘘ではなかった。
ちなみに年齢はワシより5歳上だった。
若く見えますねと言ったら(多少お世辞)、何気に喜んでいたぞ。
最後に周辺のアンティーク店情報を聞いたら、
惜しげもなく教えてくれたので、とても参考になった。
また、行くからまけてね。また沢山買わせてもらうわ。
Hej då!

その後は、何店か見て周った。
さて、一休みしに、Fikaでもするかね。
駅の方へ向かうことにした。また、雨が降り出してきたな。
お茶は確かウィーンの雰囲気を持つお店。
いわば、日本の喫茶店のような感じの内装でゆっくりできた。


マルメは予想通りいいところだった。
今日一日だけでは満足できないので、明日また来ることにした。


参考:北欧女 vol.23 マルメこまれた?その2 (6/7) - フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ