これぞ、ホントのどっきり(カメラはないが)

National Museum in Stockholm

ストックホルム編)      (6/2・午後)


王宮を後にして、対岸にある国立博物館へ早歩きで猛ダッシュ
途中、橋を渡るときに左手に何か肌色のものがチラっと見える。
ん、何だ、何だ!巨大な人間か、まさかレナートがここにいるわけないしな。
恐る恐る覗き込んでみると、何だこりゃ〜!
水面に巨大な人間のオブジェが浮いているぞー!
しかも顔だけ見えるようにプカプカ浮かんでいて、なぜか指が上を指している。
ん〜、どういう意味があるのかね〜。
 

やっと、国立博物館に着いたが、Jessicaはどこにいるのかな。
あっ、いた!いや〜、遅れてごめんね。衛兵交替式が予想外に良かったもので
最後まで見てしまったもんでさ〜。じゃ、早速ランチにしようと言われ、
地下のレストランatriumに連れられていくと、あれ〜!!どっきりか?
そこには、ダンナの建築家Love、そして同僚のJonas+奥さん+子供までもが集合!
聞いてないよ〜(これぞ by ダチョウ倶楽部)、皆来るなんてさ。
まさに、これぞ『お昼だよ!全員集合』(つまんなかったね)。
(どこかにヘルメット被ってプラカード持った例の人、隠れてないよね。)


彼ら曰く、ここはストックホルムでもリーズナブルで美味しいと評判らしい。
ゆったりとしたスペースで、天井は高く吹き抜けで開放的だね。
しかも天井にはわざわざオブジェ(芸術作品かね)があるのが、
博物館併設のレストランという感じがしたな。
早速、ランチメニューに目を向けたが、何だかわかんないので、
Loveお勧めのトナカイのシチューにした。わし、一度も食べたことないがね。とても不安。
さて、お味のほうはというと、これがかなりいけるね。
肉が良く煮込んであるので、臭みがなくとても柔らかくて食べやすかった。
それに、パン食べ放題、コーヒーがリフィルOKなのもいいね。
近況、ストックホルムのことなど話しながらの、すっかりリラックスしたランチタイムになった。
途中、子供がぐるぐるテーブルの周りを動き回って、
みんなに抱きついていたのが、可愛かった。ね、お嬢ちゃん。


食後は、館内をデザイナーじきじきの解説とともに
案内してくれた。常設展にはスウェーデンの椅子、テーブルなど家具、
インダストリアルデザインもの、陶磁器類が多数展示されている。
所有しているものがあったのには驚いたね。大事にしよう。
Jonas一家はこれから子供を幼稚園に連れて行くということでお先にお別れ。
また東京で会いましょう。


帰りはJessicaとLoveにバス停まで送ってもらった。
今度は日本に行くときは、京都に行きたいと言っていたのを思い出し、
「KYOTO」ガイド本(ペーパーバッグ)をお土産に買っていたので渡した。
中身はもちろん、デザイナー魂をくすぐるのか、
和風なブックカバーまでもしげしげと見ていたのが印象的だった
(なんてことない古書センターのブックカバーなのにね)。


ともかく、一粒で2度おいしい体験をすることができた。
Jessicaが、気を利かせて皆に声をかけてくれたと思うのが、感謝、感謝。




参考:北欧女 vol.17 いたれりつくせり、で恐縮せり(6/2) - フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ