北欧人−自転車にまたがる

自転車のある風景



ヨーロッパ、特にフランス、オランダ、ベルギー、
そして北欧ではノルウェーデンマークスウェーデン
フィンランドでの自転車に乗る人々の風景を収録した
写真集「自転車のある風景(ヨーロッパ・北欧)
(金沢靖・1999)を発見。


特に北欧では自転車天国で、自転車専用レーンもあって、
颯爽と風をきって飛ばす快適さは、日本の自転車事情と
比べるとかなり羨ましい限りですな。
が、旅行者は街歩きの際に、その事情を知らないと痛い目に合うので要注意ですぞ。
ワシ自身の体験談だが、コペンハーゲンで車両専用道路から
歩行者専用道路に出るのに間に自転車専用道路があるが、わかってはいたものの
雨だったので、つい気が緩んで危うく近づいてきたデン人アンちゃんの乗る
チャリにぶつかりそうになってしまったわけで。
そのときのアンちゃんの捨て台詞が、なんとナント「F○○ K OFF!!」。
かなりの怒りの形相で吐かれた言葉だが、ワシら旅行者なのでぜんぜーん気にしないもんね。
ま、くれぐれもワレワレは日本人らしくキョロキョロ注意して道路を渡りましょう。
赤信号みんなで渡れば怖くない」って格言もあるが、これは全く通用しませんから。


老若男女が乗るさまざまな自転車のある風景は、ほぼモノクロで収録。
やはり、ヨーロッパの鉄道は自転車にも優しいのか、デンマーク国鉄DSB
なんかでは自転車専用車両(ボディに自転車の絵がペイント)もあるぐらいで、
折りたたんだり、解体することなくそのまま乗れるから進んでいますな。


北欧での撮影地データは、デンマークコペンハーゲン、ロスキレ)、
スウェーデン(マルメ、ストックホルム)、ノルウェーオスロ)、
フィンランドヘルシンキ、リイヒマキ)。
2度北欧へは行っているものの、オスロにはまだ行く機会に恵まれないので、
次回はぜひ行ってみたいなぁ〜と思っている候補予定地。


★「自転車のある風景・勝手に北欧編
(注)上記の写真集の収録写真ではありません。ワシの撮ったものです。くれぐれもお間違えのないように願います。


●「通過中」/チボリ公園前(コペンハーゲン編)
左より、車両、自転車、歩行者専用道路というように
きちんと住み分けられ、誰もストレスを感じない道路環境な訳で。


●「雨上がりの疾走」/王宮方面(ストックホルム編)
2年連続で5月下旬、雨に祟られているのは何故だろう。やはり日頃の行いが悪いのだろうか(笑)。


●「休憩中」/Cafe Torpanranta(ヘルシンキ編)
「癒し」という言葉しか見当たらないスペシャルな聖地。