ゴム・フェイスの電車

DSB IC3



デンマーク国鉄(DSB)の列車IC3の写真集
「A Day in the life of the IC3」
(ダンスク・デザイン・センター刊)を発見。
ゴムのような顔が目印のこの列車、
IC3は愛称でInter Cityの略。かつて3両を1組として
接続と切り離しが繰り返され、車両のフロントがゴム状の
連結部になっているのは、その名残りであるようですな。
特急形気動車で基本は連接式の3両固定編成。
9両など長い編成も組めるようです。最高速度は160キロ。
鉄っちゃんじゃないので、このくらいしかチェックできなかった)


前置きはこのくらいにして、肝心の内容はというと・・・、
IC3の内の様々な利用客の様子、乗務員の表情、
そして仕事を終えたIC3の車両倉庫でのメンテナンス事情などなど、
客観的にIC3の魅力に迫っているわけで、本のタイトルの通り
IC3の一日の仕事ぶりがよくわかるようになっている。
前編モノクロなのが、IC3の魅力をさらに高めていますな。


滞在中は、コペンハーゲン中央駅を基点にして、西はロスキレ、オーデンセ、
東はマルメ、ルンドへとよく移動してた列車ですなぁ。
でも、稀に遅れたり、途中の駅を通過されたりするので要注意。
一昨年、昨年こうしたケースのおかげで、どえらい目にあいました。
車掌に女性がいるのは北欧では珍しくないことで、
フィンランドでもおばさんの車掌さんが勤務に勤しんでました。
↓DSBの映像を発見!
http://video.google.com/videoplay?docid=3722380877459929830




Stop at Kastrup airport station(Copenhagen 2006)