A night in Södermalm ♯1
夕方より、友人との再会その3。
宿のあるガムラ・スタンの南に位置する
セーデルマルム地区に向かった。
昨年も別の友人に案内してもらったものの、
時間もなく、ゆっくりできた実感がなかったので、
リベンジできるかと思ったものだが、
またしても祝日に当たりダメでしたなぁ。
セーデルマルム地区在住の友人は
さすがに近所に知り合いも多く、道端、お店に入っても
彼の友人(老若男女を問わず)と頻繁に出会いました。
で、こちらが外国人になるので友人に紹介されつつ、こちらは自己紹介。
ヒト付き合いがスムーズなのがいいんじゃないの。
カフェに入ると、友人はちょいとお酒の入って
プッツン(死語ですな)しているオッサンから多少からまれていたが、
それでもあからさまに邪険にしないのは大人だねぇ。
そして、これから本日のメイン、良さげなライブがあると
いうのでクラブへ連れて行ってもらったが・・・。
これが、地下にある、かなり怪しいスポットで、内装がいわゆる
一昔前70年代のジミ・ヘンドリックスのテイストに溢れた
サイケデリックと無国籍なテイストが混ざった感じで
イケテルと言ったらいいのかな。まぁ、いまの東京じゃ、無いでしょうな。
ワインを飲みながら、このクラブをよく見回していたら、
内部の構造がかなり複雑で面白そうだぞ。
地下にあるのだが、部屋が目的ごとに分かれていくつかにあり、
カーペットのひかれたまるで自宅の部屋のようなライブ・ルーム、
その奥にはなぜか瞑想ルーム、そして驚いたのが、卓球、
ペタンク?ができる地面が砂地のスペース(敢えて競技場と呼びたい)があった。
卓球はTIGERという卓球メーカーもあるので納得できるが、
ペタンクって何だろね?フランス発祥の金属製のボール
を使った遊びで、近年スウェーデンで流行っているそうですな。
友人に勧められるまま、こんな機会も滅多にないと
思うので、みよう見真似でやってみた。
ルールは簡単でシンプルな遊びで、プレイするたびに
投球の感覚がわかってくるので面白いが、なかなか奥が深そうな競技だ。
調べてみたら、日本ペタンク協会もあるんですね。
世界選手権もあるので単なるお遊びではないですな。
ここでのライブにはまだ時間があるので、
その間、オープンしたばかりで最新の
「スウェーデン・ポップ」が聴けるクラブに連れて行ってもらいます。
<つづく>