Vaxholm経由、横浜行き?

Signboard,Boat stop



友人と再会その2。
あいにく昇天祭に当たるため、お店はほぼ休業。
なので、まったくのお任せ状態です。
遠くの島へ連れて行ってくれるというので、
乗船時間まで国立美術館経由で
シェップスホルム橋(シェップスホルメン島と
ブラシーホルメン島を結ぶ橋)を渡り、しばし散策。
橋の欄干に王冠が取り付けられているのが、
いかにも、「スウェーデン王国」を強調しているのが
感じ取れる。島には教会、現代美術館、東洋博物館などが
あるようだが、時間がないのでパス。
でも、緑生い茂る英国公園を通ると、
見えてくる「パラダイス(PARADISET)」の色鮮やかな
現代彫刻群は、なんだか箱根の森を思い起こさせる
眺めで壮観ですな。


さて、予定通り、フェリーで北東20kmに位置するバックスホルムへ。
ストックホルムでのクルーズは初めてですな。
時期的に天候がすぐれず、曇り⇔雨で
太陽もまったく拝めません。
出航すると、対岸にはユールゴーデン島が見えてきます。
そして、念願のカクネス塔(テレビ塔)も目視できた。


揺られること約1時間、バックスホルム到着。
歴史的には16世紀にストックホルム防衛のために最初の要塞が造られ、
1863年に現在の堅固な「バックスホルム要塞(Vaxholms Fastung)」が完成。
バルト海への出口近くで、たくさんの島が点在する群島に
あるこじんまりしすぎた港町です。
友人談によると、避暑地として人気のある場所だとか。
たしかに昔の古い街並みがそのまま残されていて、
インテリアショップ、ガラス細工を扱うお店など、
古い家屋のテイストをうまく生かしているようです。
夕方頃になるとかつての街の面影が再現されるのではと勝手に思う訳で。



友人の巧みなガイドのおかげで、ゆったり3時間ほど滞在。
これから、ストックホルムへ戻りますが、
途中、偶然にも4月に横浜から世界一周クルーズのため、
出航した「飛鳥」が寄航しているのを発見!
日本ですら見ていないのに、海外でその姿を目にするとはね。
なんだか妙なオチが付いたなぁ。
7月13日に戻ってくるようです。