ALL Swedish Jazz Album--OLSSON-WALL

OLSSON-WALL



スウェーデンイェーテボリのレーベルIMOGENAから
「OLSSON-WALL / Gul」(1995)。
オール・スウェーデン語のジャズ・ヴォーカル・アルバム。
軽快なチューンから3拍子、ファンキーナンバーまで
全てオリジナル曲で固められていて、
アレンジも緻密にされているのが
完成度の高い秘訣だろうか。
そして、なんといっても女性ヴォーカルのスウェーデン語の独特のルース、
柔らかに聞こえるアクセント、そのニュアンスがポイントになっていることは
間違いなく、とても自然に心地よく耳に入ってくる。
でも、まったく歌詞の意味がわからないので困ったものだ。
こりゃ、スウェーデン語を多少かじる必要性がでてきたかもね。
友人もいることだし、徐々に始めてみるべきかな。


音そのものから入ると「癒される言語」という言い方が
適当かどうかはわからないが、それが北欧諸国の言語の特徴に
なっているかもしれないなぁと感じたね。
だから「ヒュッゲ」なんて意味合いの言葉も自然と生まれたのだったりして。
あくまで、ワシ個人の感じ方だが。


ジャケットを見ると、クラシカルな音楽を想像させる。
しかし、聞いて納得。ジャケットのような秋らしい感じの仕上がりになっている。


参加ミュージシャンに、Magnus Lindgren(ts)
Siljeのアルバムにも参加していたね。