アンデルセン生誕200年で賑わう

Cafe in Odense

(オーデンセ)(6/6・午後)


早々にロスキレを後にして、
世界的な童話作家アンデルセンの生誕の地、
「オーデンセ」に向かった。
今年2005年は生誕200年と
いうことで、デンマーク中で祝賀イベントが
開催されているようだ。
自身、アンデルセン童話にはそれほど馴染みはないな。


駅は改装されているようでとてもきれいで良し。
地図で確認していたとおり、こじんまりしたサイズで
風景の良い街並みが最初の印象だったね。
多少、風が吹いてきたので寒くなってきていた。


ちょうどランチタイムなので、
Den Grimme Ælling(デン・グリン・アリング)で。
その名も「みにくいあひるのこ」というベタなレストランだ。
さすがアンデルセン生誕の地で、完全に便乗している。
ここは、ビュッフェスタイルで気軽に食事できるのが良い。
メニューも30種種類以上あり、ランチだというのにやけに食べ応えがあったなぁ。
昼からアルコールも摂取してしまってすっかりいい気分だ。
それに温まったしね。


じゃ、観光でもするかね。
今日は朝からホントに真面目に数少ない観光しているなぁ。
まず、オーデンセでも昔のままの状態を保存している通りにある、
アンティーク・ショップKramboden(クランボー)
なんと16世紀の民家を改造しているので、
もう入店した瞬間にタイムスリップした感覚に襲われたよ。
ホントに珍しいもの、最近のものなど横を見ても頭上を見ても
モノがぎっしりディスプレイされており、
想像だにできない時間の経過が感じとることができる。2Fは博物館になっている。
個人的には購入せずじまいだったが、包装がスゴイね。
しかもヒモの色が赤と白のナショナルカラーってぇのもイイねぇ。


ぶらついていたら、コイン式のトイレ発見。
形は円筒形だ。これが噂の・・・・。試してみよう。
コインを入れるといきなり自動でドアが開いた。おっ〜〜!
中は狭い。直径1mもないので、全くゆっくりできないね。
まさに簡易トイレ。

そして、インフォセンターに行って少々情報を仕入れ、
誰もが訪れるであろうアンデルセンの生家へ。
とりあえず見てみようかくらいの気持ちだったので、
サクッと家だけ確認したね。とてもこじんまりして質素な感じだった。
すでに閉館していたので中は見られなかった。


街は石畳で歩き疲れてしまったので、
カフェで休息。
イタリア風の「Cafe Monalisa」。
さらに風が強くなり寒くなってきたので、しばらく温まろう。
なになにディナーのメニューを見てみると本格イタリアンで美味そうだね。
そういや、うまいイタめしはストックホルム以来、食べていないな。
ん〜、イタめし切れしてキタぞ。

夜にホテルで食べる食材を買いに「Magasin」オーデンセ店へ。
あまり食べたいものがないが、なんとか妥協したなぁ。


駅へ向かい途中、気の利いた雑貨がたくさん置いているショップで
タツムリのウッドトイを購入。これ、見たことないな。


寄り道した分、結局、駅までは猛ダッシュで早歩きする羽目に。
あっという間に本日の観光も終了。
明日は、丸一日、コペンハーゲン対岸のマルメを歩き回るぞ。
例のブツ購入のためにね。