イイトコどりの展示だね

Finnish Design in Japan

(8/20)


早速、野辺山から小海町へ移動。
台数の少ないと思われるタクシーで約15分。
かなりGのかかる坂を上っていくと
小海町高原美術館
見えてきた。
安藤氏のデザインした建築ということです。
よく町にある殺風景な建物とは一線を画するもので斬新。
裏手には建物全景を眺めることのできる展望台もある。


時間はたっぷりあるので、とりあえず、
先に昼食をとることにした。
どのテーブルでもお客と話をしている
しゃべり好きなマスターお勧めの
ものにした。自慢の手作りハムがまいう〜です。
コーヒーも頂き、外の景色を眺めながら一息入れた。
ここの椅子はどこかで見たことがあるな。
○○民芸家具のものか?


で、メインの展示はというと、
題名「日本で愛されているフィンランドデザイン」。
う〜、タイトルはどうかね。
どうせならもっと砕いて、
「日常生活の中で楽しさを見出せるフィンランドデザイン」とかね。
敢えて「日本」ていう言葉は要らないのでは。


展示は2エリアに分かれており、一方は椅子、
もう一方は陶磁器。全体で140点ほど。
陶磁器コーナーには、「これよ、これ」というくらいメジャーな
ものが多く、結構入手しているものがここでも展示されていたな。
カイ・フランク、プロコペ、サルパネパ、ヌルメス二エミなどなど。
イッタラの白いデキャンタなんて見たことないな。
それに、カタログなんてまるで見たことなかったので
興味深いものだったわ。
やはり、アラビア博物館から出張してきているのかね。
だとしたら、「北欧のスタイリッシュ・デザイン」で出品されている
ものと併せると結構な点数になるね。


見ていて気が付いたのが、いわゆる盗撮者が多い。
カチッっていう音も聞こえてんのよ。
中には超ウルトラC級のウラ技で撮っていた人もいたらしいが。
詳細はカタログに載っているからさ。
実は、わしもウラのホントのウラを撮ってきた。
それが、これ。内部で撮影していないからいいでしょ。
椅子のエリアが見えているのがわかります。


時間がだいぶ余ってしまったので、もう一度カフェで最後のくつろぎを。
またもや、マスターが寄ってきて談笑。ホント話好きだね。


帰りのタクシーでは、今はなかなかお目にかかれない
昔ながらのガイド付きおじさん。観光地ならではだね。
途中、カフェのマスターから小耳に挟んだ、
長湖にある「フィンランド・ヴィレッジ」へ寄ってもらった。
訪れてみると、フィンランドのような湖のほとりに
フィンランド風の家を建てたこじんまりとしたエリアで、
ヤルヴィホールという音楽堂(スタインウェイがあるようだ)があり、
コンサートも開かれているようだった。

(番外編)小海町駅隣のショッピングーセンターに
こんなフィンランド的配色のベンチ発見!


佐久平まで行き、新幹線でGo!


心身ともにかなり癒された旅になったなぁ。


参考:タダオ・アンドウが呼んでいる - フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ
参考:フィンランドにも行ってきました - フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ