あれ〜、もうストックホルムに着いたの?

ストックホルム編・午前)(5/31)

着岸が間近なので大急いで、荷物をまとめあげた。
あらかじめポーターを予約依頼しておいたので、
荷物の移動に関しては安心だった。
が、着岸してから、なかなかポーターが来ないので焦ったけどね。
さてさて、やっと今日から2か国目。
ストックホルム滞在3日間は友人に再会するので
(結果的に毎日会うことになる)、これまた忙しいわ。
 

船を降り、ターミナルへ向かう途中、始めて間近で
シップを見たが、ほんとにデカイ(ボディにムーミンプリントもあったよ)。

乗客定員2852名。2852名÷1部屋2名=1426室?
ホントは985室。想像もつかない。


タクシー乗り場で待っている、ポーターより荷物を受け取り、
今日の宿のある、ガムラ・スタン(Gamla Stan)までタクシー利用。
ホテル、住所を書いた紙を渡すが、見るなりタクシーの運ちゃん連中で
なにやら場所をボソボソと確認し合っている。
ん、どうやら場所がわからないようだぞ。
なにっ、地図に通りの名前も載っていないって?おいおい。
5分ほど任せていたが、埒が明かないので、
ホテルまで電話で場所の問い合わせをしようとした。
運ちゃん曰く、やっと通り名が載っている地図があったようだ。
運ちゃん仲間も全くご存知なかったようだった。
え〜、そんなマイナーな地域なのか。不安が募る。

アフリカ系の運ちゃんはさすがにガイド上手(観光地だしね)。
道中、1つ質問しても5倍くらいになって、
こちらが聞きたいことを盛り込んでしゃべってくれるサービスぶりだ。
しかも、かなり詳細だ。あまりガイドブック読んでこなかったので、
だいぶ助かったなぁ。第一グッド・インプレッション。
今後は、港からガムラ・スタンまでの観光案内はわしにお任せを(現地にいないだろうが!)。


20分くらいでホテル到着。
Hotel Sven Vintapaare
ガムラ・スタンは想像以上に道幅狭く、すべて石畳。
宿の入り口は通りに面しておらず、
路地まで荷物をピストン輸送した。
コレほんとにホテル?って感じのたたずまい。
ドアがいかにも昔のマイホームって感じ。
しかもかなり重いので、体を預けて開けないとだめだ。
入ると、メールでやりとりしてた、マーリーンが出迎えてくれた。Hej!
まだ、チェックインできないというので、荷物だけ置かせてもらって
ぶらっと近所を散歩。
↓1本横の路地にあった、良さげな通り道。ん〜、絵になるね(夜はもっといいはずだ)。

さて、早速荷物を部屋に移動しようとするがエレベーターはなし。
なんてったって、ここ元ワイン倉庫だからあるわけナイ。
スーツケースだけは超重量オーバーなので、自分で部屋に上げられない。
どうしようか、途方に暮れる。

そこに、オーナーの大男レナート登場。
「ウォー、オレが持ち上げてやるから部屋で待ってて」の一言。
この大男に任せておけば大丈夫だなと軽く思いつつ、
螺旋階段を上がった2Fの部屋にやって来たときには、
ハァハァしながら、「ウォー、ジーザス。トゥーー・ヘヴィー」。
そして、こちらを見据えながら
「ウォー、これスペシャル・サービス、覚えといてよ」。


おー、早くもマイ・スペシャルサービス登場かー。
貸しを作ったからには、早めに借りを返しておこう。
用意周到なわしらは、こういうこともあろうかと
今回「ワイロ」を多数持参しているのさ。ハッハッハッ。
早速、1Fにいるレナートへ「ワイロ」を渡しに。
日本茶どうぞ召し上がってくだされ。Have fun」。Varsa^god.
レナート「ウォー、サンキュー(ニコニコマーク)」だってさ。作戦成功。
これで、帰りの荷物降ろし時まで大丈夫だな。


お腹も空いたので、近所のSIAMで。
タイ料理店なので、久々にカレーを食べたくなった。
ビールでスコール!カレーも美味で最高っす。
今までで一番まともな味だった。


参考:北欧女 vol.11 気分はガムラー (5/31) - フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ

<午後編に続く>