おっーーーーっ、ある、ある、ある〜。(『クイズ100人に聞きました』じゃないけどね)

Maiminrn

ヘルシンキ編)(5/29・午前その2)

う〜、しっかし寒さが身に堪えますわ。
それもそのはず。
だんだんと海辺に近づいてるからで・・・。
早起きしたので、もう眠いし、今すぐにでも生暖かいベッドに
もぐり込めたら最高なのにな!と良からぬことを思いながらもさらに歩行する。

でも、早朝の散歩ってのはいいもんですな。(じじいか、お前は!)
まだ頭がちゃんと働いていないのだが、
脳がアンテナを立てようと自然に努力してくれる。
何を見ても新鮮でフラットな感覚になれる。
ちんたら歩いていると、さささっと鳥に毎朝餌をまきに
来ていると思われる、おばさんも散歩。

そうしていうるちに、いかにも良さげなレストランを発見。
■Rivoli(Albertinkatu 38)

スペシャルな魚類、シーフード料理を提供しているようだ。
ダイニングルームが2つあり、心地良さを売りにしているのかな。
予算20ユーロ以上。またトラットリア、バーの系列店があり。
うー、食べに来たい。でも全くもって不可能だ。残念!!


そうして歩くこと5分ほど、広場が見えてきました。
時間は9時を回ったところ。やっと到着しました。ヒエタラハデンに。

もう、すぐ裏は湾なので、風がえらい強くて、
もう滅茶苦茶寒くて風邪引いてしまいそうだ。
おっ、やばいじゃん、もう品出ししてるわ。
ざっと一回りして品定めしてから、ゲットするか〜と
思っていたが、こりゃダメだ。作戦変更、変更。

カミサンとは、単純に欲しいと思ったもの
マイケル・ジャクソンのように指差して「This」、あれも「This」とはいかないが・・)
目に付いたものを、片っ端からゲットすることで久々に一発で意見が一致(笑)。
さぁて、眠い目を擦って探すぞーと意気込んでいたら、すぐ眼中に飛び込んできた。
「あるあるあるあるっ、あうあううう〜(興奮。言葉にならん)」。

お土産の第一目的品「ARABIA RUSKA C&S」。沢山あるわ。まん前に。
しかも品出しで、まだ並べている最中だし。
ホントに普通にあるんだね。いや〜参った、参ったよ。
そんな思いに浸っている時間はなし。
早速、沢山購入してまけてもらうため、臨戦体勢にはいった。

そして、見たことない「ARABIA」のC&Sも2客発見。

帰国後、資料で調べても、形は判明するのだが、絵付けの詳細全く不明。
今後もぼちぼち調査続けます。

色々といいものがありすぎるので、ホントはカミさんと一緒に
目を光らせていたいのだが、割かし別行動気味にしていた。
ま、ここではお互いの自由を尊重するってぇことでいいか。

地元では古着に人気が集中しているようでした(特におばさま方)。
でも、こっちは日本にはない、ポーセリンなどをわざわざ探すために
きているので、敢えて洋服などには見向きもしないっす。

たまたま日が良いのか(運が良いのかわからないが)、
結構見慣れたものが出てました。
カミさんも書いているが、全然(日本の感覚でいうと1円たりともね)
値切らないガメツイおっさんにはてこずった(フィンランド人じゃないよ)。
しまいには、ジャパニーズ・マダムがいつの間にか現れるし・・・。
でも、結局ヘルシンキのためにお金落としましたよ。
「おやじ、こんなんじゃ東京じゃ商売できないぞ!まったく」
とぶつぶつ呟きながら・・・。

北欧女vol.7 初参戦!蚤の市~疾風のように現れて、疾風のように去った人(5/29) - フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ

これで、だいたい買いたいものはほぼ終了。
買い逃してしまったものもあったようだが、それも運だな。
縁がなかったってことで諦めよう。
でも、ほんとタッチの差だったね。オレのフォース(でかい眼力)が足りんかったわ。
その後はぶらぶら冷やかしていたが、あるブース?で見慣れた言語の品々を発見。
おっ、これ全部ポル語だわ。しかもブラジル関係ばかりだから、
この女の人、絶対ブラジリアンだな。

早速、VINICIUS DE MORAESの歌詞満載の本があったので、トーク
まずは挨拶から。

(わし)Bom dia.(おはよう)
    Quanto custa isto?(これ、いくら?)
(女性)ボン・ジーア。10ユーロですよ。
(わし)(おっ、やっぱりか・・・)E verdade?Barato.(まじに。安いね。)
    A proposito,De onde voce e?(ところで、どこの出身?)
(女性)ブラジルですよ。リオです。
(わし)Realmente(やっぱりね。<にやにや。当った>)
Obrigado.Tchau!(ありがとう。さよなら!)

あっ、トークしただけじゃなく、もちろんゲットしましたよ。


というわけで、まさかヘルシンキでポル語使うとは(たったこれだけですが)
思わんかったっす。しっかし、寒いのになんでいるのかね。
(ビーチはないぞぇ。この程度の知識なもんで)



これにて、初フリー・マーケット参戦はおしまい。
カミさんはさぞ、満足だったに間違いない〜〜。
この時、その後に訪れる悪夢は知る由もないが・・・・。
あ〜、合掌。

さて、これから一旦ホテルへ戻り、重い荷物を置き去り、
次なる目的地「アラビア博物館」へ向かいまっせ。