「本当の目的は」・・・北欧展・2

北欧展



さて、ほぼ丸々ワンフロアーを使った
スカンジナビア・フェアー会場をぐるりと
見て回ると、食材、食器、工芸品、
ぬいぐるみに家具とジャンルは豊富で多彩。
ワシ個人の唯一の買い物は北欧食材を扱う
アクア・ヴィットさんで、カールスバーグ
のビール。カミさんがこのお店と多少交流が
あるようだが、思わぬ情報をゲットした。


よくある実演製作コーナーには数名が来日。
初来日のスウェーデンのブラシ製作の職人さん、
デンマーク、オーデンセよりアンデルセンなんかの
モビール製作をするアーティストなど興味のある方には良いね。
軽く雑談をすると、有用な情報が聞けたなぁ。
食器は、Sweden Gustavsbergの復刻モノ、
家具は、故ウェグナーのYチェア、テーブル、
ヤコブセンのスワンチェアなど売れ線の品々がディスプレイ。


一番、希少価値の高いところでは、フィンランド政府観光局のブース。
明らかに昨年の「フィンランド・カフェ」にあった一連のモノ。
アルテック社のフィン・カフェ特製スツールとテーブル、グローブチェアなど、
そして、ガラスショーケースに仰々しく収まり、かなりヴィンテージ感を漂わせていた
アラビア軍団はひときわ北欧マニアの心をくすぐるエリアだったに間違いない。
ヴァレンシア、ブラック・パラティッシ、アラビア100周年マグカップ
アンティ・ヌルメスニエミ・ポット(大)、サルパネヴァの赤い鍋など。
特にブラ・パラは昨年、不必要に買いだめしてきたが、まだダンボールに眠ったままな訳で。
展示されている中で、所有しているALIの形を踏襲したカップ&ソーサーは
作者不明で依然として解明できない謎。いつかは、何らかの情報が欲しいっすな。


週末には、イベントスペースで各種セミナーなんかもあるようで、
初日はノルウェーの伝統ヴァイオリンのコンサートが開催されていた。
それにしても、結構聞いている人いましたな。特に時間の許せる女子ばかりだったが・・・。


で、その右手がスカンジナビア政府観光局(STB)主催の
スカンジナビア・スマイル・フォトコンテストが開催。
実は、このワシ、不意にも入選してしまいました(笑)。
60数点展示されているので、デンマークノルウェースウェーデン3カ国
のさまざまな「微笑みの風景(ワシのは「ニヤ笑い部門」といったところか)」
が楽しめるようになっていますな。
北欧展に先立ち、表彰式は、な、なんとデンマーク大使館で行われ、
こちらも不意にも本格的な北欧キュイジーヌ、家具、照明、食器?なんかに
囲まれて、近年稀にみる幸福な時間を過ごさせてもらいましたなぁ。いや〜、ごっつぁんでした。



スカンジナビア・スマイル・フォトコンテスト2006」(銀座三越・北欧展)


●「想定外のごほうび」(デンマーク大使館)