エスカレートする花見、飲食模様


今年も桜シーズン到来ですね。
というか、もうじき終焉って感じですが。
で、目黒川の桜はどんな感じでしょうな。


目黒川の桜(特に中目黒)は手の届くところに咲いているので、
触れたり、匂いを嗅いだり(ん、マニアックかな)
できるのが良いですが、今年は川の下流近辺(目黒雅叙園辺り)
渇水して川が臭いのがたまにキズ。
毎年のことながら、花見に便乗して昼間からアルコールも入って盛り上がり、
すでに出来上がっている方も多数。しまいには、ぐったり酔いつぶれている
グループなんかも見られるが、なんとも情けない限りですな。


そして、酒のツマミも年々パワーアップしていましたなぁ。
まぁ、七輪を持参して炭火で焼肉なんかを食べているのは
結構普通に見られるが、中目黒駅近くにたどり着くと、
なにやら煙がモクモクしている調理器具を発見。
近づいていくと、なんと、セイロでした。しかも業務用サイズ。
いったい何を蒸しているんでしょう。
やっぱり、シュウマイとかの点心であってほしいですな。
そして最も驚いたのが、そのセイロの隣に出番を今か今かと
待ちわびて、堂々と鎮座していたモチツキ用の石臼と杵2つ。
はは〜、なるほど、セイロで蒸しているのは「餅米」であると確信に変わった瞬間だった。
要は、もち米が炊き上がるのを待っているところなのだろう。
(ここまでは、ワシの勝手な推測なのであしからず)


それにしても、花見をしている脇で、「ハイッ」、「ペッタンッ」、
「ハイッ」、「ペッタンッ」なんて一生懸命にかけ声を出しながら、
餅つきをしている光景なんて目にしたくないぞ!
そして、絶対に笑いを取るためにモチついているとしか思えないぞ!
だったら、ワシにもモチ搗きせなさい、いや、搗いたことないから
やらせてくださいと声高らかに言いたいっすな。
ともかく、なんとも用意周到な方たちです。
その意気込みを称えて、第一回中目黒桜祭り「花見料理の部」一等賞を差し上げます。
賞品は目黒のサンマ一年分です。ベタですが(嘘)。


それにしても、搗いたお餅はどうなったのか気になってしょうがないねぇ。
そして、来年はいったい何を作るのだろう。
自ずと益々エスカレートした、目でも楽しめる料理を期待してしまうなぁ。



●「絶景SABO


●「行灯リフレクション