ノルウェー人の笑いっていうのは・・・

The Danish Poet



昨夜は、ノルウェー大使館で無料シネマ鑑賞。
初の大使館詣だったので、暗い路地を入って
辿り着くまではいささかナーバス気味。
というのも、広尾という場所柄、
各国の大使館だらけで、周囲にはスイス大使館、
ドイツ大使館(昨年ドイツ年イベントで入館した)、
フィンランド大使館、中華民国大使館などが
点在している、レジデンシャル・エリアだから
というのもありますが。


入り口では、この日のイベント担当と思われる、
エルビス・コステロ似の若手の大使館員に誘導されるが、
建物の裏手に回ると予想外にもこじんまりした室外プールが有り。
そういえば、スウェーデン大使館にもあった(室内だった)
ので、必要不可欠なものなのだろうかなどと思いながら。


多目的ホールは、こじんまりしているながらも
やはり木材を取り入れたナチュラルな仕様になっていて
いかにも北欧的な空間だが、壁にあしらったフェルトを
使ったデザインが音響的にも効果をあげているのが、
目を見張るべきポイントだろうね。なるほど。


映画が始まる前に、早速ノルウェー人の方々と話しをさせてもらった。
というより明らかに先方が話しをしたい!オーラがかなり出ていたので。
実はこのお方が、大変お偉いというのが後からわかることになるわけで。汗・・・。


さて、メインの映画Monster Torsdag(Thursday)に先立ち、なんでも今年のアカデミー賞
ショートフィルムのアニメ部門で最優秀賞の
「The Danish Poet」という作品が上映された。
創作アイディアに行き詰ったデンマークの詩人Kasparが、
憧れの作家シグリ・ウンセットに会うため隣国ノルウェー
を訪れるというストーリーだが、登場人物が描写が面白かった。
主人公のノルウェーデンマークコペンハーゲン)間の移動は
船なのだが、彼の地で見た、典型的な酔っ払い客には
実体験しているだけに大笑いしてしまったわけで。
やはり、ここでもそうなのかと・・・(当のノルウェー人自身も笑っていたが)。
普段より、最近の日本のアニメ自体は特に好みではないが、
北欧的な色使いで創り込まれ、大人でも十分に楽しめる、
まるでノンフィクションのような作品には実に興味が沸いたねぇ。


メインの映画「Monster Thursday」については、こちらをご覧下され!!


4月24日に、またムービーナイトがあるようですな。
「Lange Flate Ballar」(Playing Wide)



ノルウェー映画協会「The Denish Poet」


アカデミー賞WEB「The Danish Poet」


Monster Torsdag


ノルゲの笑いに興味があるなら、
下記のイベントも要チェックかもしれないっすな。


森美術館「笑い展」
ノルウェー人アーチストTrine Lise Nedreaas
「笑い」をテーマに、国内外の約50名のアーチストによる
映像や写真作品を紹介する展覧会。


会期:2007年1月27日(土)〜5月6日(日)
会場:森美術館 53階 ギャラリー4〜6



Mountains in the water