遅すぎるんじゃ・・・「東京マラソン2007」

2.18の空



昨日2/18は初の東京マラソンでしたな。
昨日は、早朝から大雨だったので果たして
開催されるのかなと思っていたが、予定通り
行われました。
さすがに、わざわざコースまで出かけて行く
ことはしなかったが、後からそのニュースを
眺めていて気になったのが、海外からの参加選手だった。


一人、ブラジル人らしき見たことのあるランナーが。
そう、アテネ五輪男子マラソンのコースである男に突如乱入されて、
走りを邪魔されながらも、銅メダルに輝いた、バンデルレイ・デリマ選手でした。
確か、アテネ五輪の直後に日本のどこかのマラソン大会に
招待されていたと記憶しているので、今回で来日2度目以上だろうか。
本当は、始まったばかりのリオのカーニバルに参加したかったのかもしれないなぁ。
その他、2005年ヘルシンキの世界陸上のマラソンで銀メダリストのタンザニアの選手
なんかも走っていたんですな。テレビにかじり付きで見ていたので鮮明に覚えている。
といっても、ヘルシンキの街並みのほうですが(笑)。
なかには、こんな人まで走っていた。


それにしても、この大会、定員3万人(マラソン25000人、10km:5000人)
に対して、その3倍の9万人以上の申し込みが殺到したそうだ。
全く想像がつかない数字ですな。まぁ、ともかく抽選に当たった方は、ラッキーというしかない。
でも、参加費は無料じゃなく、マラソンでなんと1万円!、10kmでも5000円も
かかるにもかかわらずこの人気ぶりはなんだろうか。


ワシ自身、かなり前の話になるが、小学生の頃、
よくマラソンをやっていた。まぁ、小学生だから距離は
たった2kmほどだったが、ペース配分などおかまいなく
最初からがんがん飛ばして走っていたように記憶している。
いつも3番だったのが悔しく、どうやっても速いヤツには勝てなかった。
勝負だから、いつも勝ちたいと思っているのだがやはり抜けなかった。
その後、中学に入ると、もう体育会系のクラブではなかったので、
日頃の運動不足がたたった。あるとき、体育の授業でかなり高低差のある
8kmを走ったら、気持ち悪くて吐きそうになってしまった(食事中の方、失礼)。


今回、参加している一般の方は、テレビのインタビューから、
ほとんどが参加することに意義があるとかなんとか、
また特別の思い入れがある方もいるようですが、
もし自分が参加するのだったら、どんな理由が良いだろうか。
とりあえずダイエットのためとか、銀座4丁目を走ってみたいとか、
で、浅草まで行ってきつかったら水上バスに乗って、
そのまま東京ビッグサイトまで行ってゴールしてしまおうとか
性懲りもないことを考えてしまいますなぁ。
まぁ、これからも参加することはまずないでしょうが。


それにしても、この東京マラソン、遅すぎた開催
と思っているのはワシだけではないはず。
世界の主要都市なら、どこでも行われているはずなのにね。
とにかく、東京オリンピック招致をアピールするための
大会の一つであることには間違いないだろうね。


去年、知り合いが参加した、ストックホルム・マラソンは毎年6月にやっているようだ。
それにしても沿道の女性たちの格好は何故カーニバルの衣装なのだろう?
意味なく、なんだか楽しそうですな。それにしても、こちらもストックホルム
名所巡りができるコースになってますな。
ユールゴーデンからスカンセン、ガムラスタンからセーデルマルム
クングスホルメン、ノールマルム、市庁舎、オーデンプラン、エステルマルムなどと
思わず立ち寄りたいエリアばかりで、やっぱり走ってる場合じゃないっすなぁ。




●雨上がりの午後の空