ノキアでの予想外な出来事

Tampere Station



前日のハメーンリンナに続き、ヘルシンキ
より電車で約2時間の地方都市・タンペレ
へ向かう。
タンペレといえば、ダントツ人気のある
ムーミン谷、タワーなどの場所を見ること
だと思うが、今回は全く違う目的で
この地へやって来た。
まず、訪れたのは、タンペレではなく、
隣町の世界に誇る携帯電話メーカーゆかりの地である
NOKIA」へ少しばかり用事があるわけでして。


インフォメーションでノキアのとある場所への行き方を教えてもらい
(行ったことがないと言っていたが大丈夫だろうか・・・)、
バスセンターから乗ること30分ほどで着きました。
降りると、目の前の建物屋上に目的地「Nanso」のデカイ看板を発見。

そう、アウトレットショップへ来る事が目的でした。
早速、正面へ回ってみると「が〜ん!?」
なんと新しくできた、「CITY MARKET(シティ・マルケ)」なる場所へ移転している
(らしい)とフィンランド語でビラが貼られており、中はもぬけの殻状態でしたな。
インフォの方も移転したのを知らなかったのだろうか?
しかも、リーフレットはここの住所のままだったぞ!?(以後、訂正を求めます)
ま、しょうがないので、ここは焦らず。さて、どうしようか。


案の定、ちょうど通りががったノキアンおばあちゃんに尋ねてみると、
ジェスチャーを交えて必死に教えてくれるのは嬉しかったが、
ちょっと不安になったので、もう少し人が集まっている場所まで歩いて尋ねてみた。
なになに・・・良く聞いてみると「シティ・マルケ」はどうやらここからまだ先のようだ。
15分くらいだと言っているがこちらの15分はあてにならないだろうね。


でも、ここからの道中がなかなか良かったっす。
フィンランド独特の木々がうっそうと茂る景色が目の前に広がってきた。
ノキアの工業地帯群を横に見ながらどんどん歩いていく(トップ画像)。
そして、思わず横道にそれてしまいたくなる景色もありましたな。



ノキア川を越え、果たしてこんな何もない先にショッピングセンター
などあるのだろうかとかなり不安になりながら、歩くこと約20分、
やっとそれらしき建物が見えてきたので安堵した。


Nansoアウトレットでは、あっという間に時間も過ぎて、ここまで来た甲斐があった。
それにしても、近くからバスが乗れるとはいえ、タンペレまで戻るのがだるい。
車窓からの景色を見ていたら、なんだかうとうとしてきた。