肝を冷やした、マルメ発ストックホルム行き

JOE & THE JUICE



コペンハーゲンからマルメまでの
一日を簡単に振り返ることにしよう。


昨夜はいつものことで知らずの
うちに眠ってしまい、決して良い
目覚めではなかったね。
でも、快適な空間の中で食べる朝食はとても美味しかった。
おそらく、今までで一番の種類豊富なメニューだったのでは。
その場でオムレツをオーダーすることができ、
好きな具材を入れてくれるスペシャルサービスがあっていいっすな。


さて、今日は夕方にストックホルムへ向けて移動するので、
猛烈に忙しいスケジュールだ。
午前中は、昨年改装中のため見ることのできなかったDDC
ストロイエにある某ブランドショップ、その他物色。
デパートのMagasinで買い物ついでに、かなりクールな内装で
ドリンクのネーミングもなかなか斬新なジュースバー
「JOE & THE JUICE」で一息。店員の兄ちゃんたちが
ロケンロー・テイストな風貌でいささか不安だったが、ドリンクはかなりイケルね。
そして、昨年も訪れたなじみのCDショップ「Jazz Kalderen」。
あいにく店主のDavidはお休みなのが残念だった。
探していたDVDはなかったが、以前にブログで書いた
Chet Baker in Tokyo」のDVDを見つけたので即買。
おそらく東京でもどこかで手に入れられると思うが、この手の
ものは「水もの」なのでもれなくゲットすることにしている。


コペンハーゲンでの滞在時間はわずか3時間ほど。
この後、すぐにマルメに向かわなくてはならない。
到着すると、あいにくどしゃぶりの雨でタクシーで向かうが、
いまいち目的地までの平均コストが把握できず
しばし乗車を躊躇してしまった。情報把握不足だね。


アンティークショップは一年振りだが、
オーナーはちゃんと覚えていてくれ、
恐縮なことにコーヒーまで差し出してくれた。
時間がないので、目を丸くしてピックアップしていったが、
昨年に引き続き、またまた、`It's free.`になったものもあり嬉し。
そして、部屋の奥へ手招きされて入ってみると、
博物館でしか見たことのないような、素晴らしい作品数点が
仰々しく鎮座しているじゃありませんか。
まさかこれほどのものを所有しているとは。あなたは凄い。
とてもじゃないけど、高価なので買うことはできないし、
第一、置くのにふさわしい場所がないし。
運良くオーナーのママ、その友人にもお会いできた。


さて、ここからが面倒でコペン、マルメ間を往復しなくちゃならない。
コペンのホテルまで荷物を引き取りに戻り、
再度マルメに向かうことになるが、想定外のハプニングが・・・。
時間に余裕を持って向かったが、車両故障とのことで、
カストラップ空港駅を出たばかりの電車がなんとこのままバックして
戻るという、ちょっと日本では考えられないようなトラブルが発生。
この時点で、マルメからの乗り換え列車の時刻がかなり迫っていたので
いてもたってもいられなかったなぁ。結局30分くらい遅れただろうか。
こんな経験は初めてで、ワシらはかなり焦りまくっていたが、
マルメ中央駅到着後、よりによってホリデーシーズンで混雑している
人ごみを掻き分けて、目的の(よりによって一番端)ホームへ
なんと発車4分前でギリギリセーフ!最後の最後まで猛ダッシュで息切れ寸前だ。
列車に乗るまで、精神的、体力的(主に荷物の運搬)にもかなりきつかったなぁ。
こんなにバテバテなのは中学の時の8kmマラソン以来ですな。


これから、X2000の快適な空間でストックホルムまでの旅を楽しめるのが嬉しいが、
既にくたびれてしまった。食事を摂ったらウトウトしてきたし・・・しばし休憩。

北欧=鉄道旅物語
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