ユニークな定期預金?
ドイツ・マインツ拠点のINTUITION MUSICからリリースされている
NIGHTHAWKS/METRO BARを入手したのだが、
初めて違和感ある感覚に陥ってしまった。
インストゥルメンタルのユニットで、音楽的にはヒップでファンキーなラウンジ・ジャズ。
流して聴いていたら、曲最後で突然、日本語のナレーションが・・・・。
「ユニークな定期預金ができました。その名は住友の定期預金アキュムレーター。
500円から始められ、期間は1年。満期日そのままで何回でも追加預金できます。」
あれ〜、終わってしまったぞ。なんじゃ、こりゃ〜!(by 「探偵物語」)
それにしても、タイトル'The Lieutenant is driving.(中尉が運転している)'
とはまったく関連がないのは明らかっすな。
でも、ナレーションの日本語は流暢なので、どこかから音声(音源)を入手したのか、
それとも日本人に喋らせたのだろうか。念のため、WEBでナレーションの内容が本当かどうか
チェックしてみたが、そのような定期預金はしていないようなのであしからず。
アーティストの狙いとしては、単純に日本語のサウンドに注目して使用しただけだろうと思う。
そういえば、80年代半ば、ポール・ハードキャッスルが
「19」(ナナナナ、ナインティーンのアレです)
のジャパニーズ・ヴァージョン(12inch)で当時の日本テレビアナウンサー
小林完吾氏をナレーターとして起用したのは結構衝撃的だった。
ナレーションの内容が英語を和訳したものだったので納得もいくが、
今回は唐突だったので別な意味で衝撃的でした。
レーベルのINTUITION MUSICからは、
デンマークのマリリン・マズールなどもリリースしていますな。
80年代の傑作の一つです