いいんですか、無料で(いいんです!)

National Museum

コペンハーゲン編)(6/8・午後2)


時間もないので、「デンマーク工芸博物館」から
国立博物館までタクシーで移動。
運ちゃんに王立図書館を見たいから、
その付近を通過してってねとお願いした
(時間がないので一瞬眺める程度で終了)。
運河を見下ろすように王立図書館が見えてきた。
お〜、なんだか、SF的世界のようなデザインだぁ。
なんでも、南アフリカ花崗岩を採用し、黒光りした様子は、
通称ブラックダイヤモンドと呼ばれているそうだ。なるほど。
運河をはさんだ対岸からの眺めがベストポイントらしいぞ。


脇には石造りのクリスチャンスボー城が堂々と建っている(1167年)。
現在は国会議事堂、最高裁判所、閣僚の謁見室、迎賓館として使用されているそうだ。
運河に囲まれたこの一帯、王立図書館、国会議事堂、旧証券取引所などは、
コペンハーゲン発祥の地とされる島のスロッツホルメン。
ストロイエから南側のガンメルストランド(蚤の市の開催場所)
の運河をはさんだ南部に位置している小さな島だ。


ようやく、デンマーク最大のコレクションを誇る国立博物館に到着。
外見のオールド感とは裏腹に内部は大変きれいだった(改装されたと思われる)。
また日光が差し込み、明るいので博物館独特の重厚感はない。
警備員にロッカーに荷物を入れるよう促されてから2Fへ。
各展示室はわりと小さいブースになっており、ナンバーの順路に沿っていくと
とても見やすい。小市民ゆえ部屋数は一体どれだけあるのだろうなどと考えてしまったが。
18世紀に、フレデリック王子とルイーズ皇太子妃のために建てられたということだが、
ここも、かなりの見どころ満載。なんてったって、氷河期からヴァイキング時代、
中世からルネッサンス時代、17世紀、現代デンマークの展示室に別れている。
日本の武具、刀も展示あり。じっと見つめる人もいた。
それにしても、想定外に展示数が多数く、猛スピードで見て回った。
なんと忙しないことか。あ〜、適度にゆっくり見たい(すでに疲れた)。
そして、何着あるかわからない、皇太子妃のドレス(だろうか?)
を展示しているスペースはデンマーク王室の権威を見せつけられたような気がした。
いい忘れたが、今日は水曜日。運良く入場料「無料」デイだった(通常50DKK=約900円)。
太っ腹だ。

参考:北欧女 vol.24 続・「奇遇ですな」(6/8) - フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ