とりあえず、駆け足で市庁舎まで下ってみます

ストックホルム市庁舎

ストックホルム編)   (6/2・午後その3)


時間もないので、さくさく回ります(正確には中心部に向けて下るが)。
このゆるい雰囲気は、なんだかニューヨークのWarren Street
(Jack Spadeの店あり)ぽいなぁ。
ぼちぼち歩いていると、目当ての楽器店が見えてきた。

Wind Corp
まったくベタな店名です。「管楽器会社」。ひねりは皆無。
普通、創業者とかの名前にするだろ〜に。
いざ、店内を覗いてみると、SELMER、Courtois、BACH、KINGなどの欧米メーカー、
そしてやはり海外でも評価の高い、YAMAHA、YANAGISAWAもディスプレイされていた。
値段を見てみると、ずばり高い。楽器本体に加えて、アクセサリーもだ。
ヘルシンキでもそうだったが、北欧諸国では、全般に物価が高いことが影響しているのだろうか
(以前、ニューヨークで見たときは日本よりかなり安かった)。


記念として、オリジナルマウスピースケースを買った。ほこりかぶっていたけどね。
従業員は各楽器の担当、しかもリペアマンがいるので良いサービスを受けられそうだな。
カタログはヨーロッパ向けなので、YAMAHAでも日本国内のものと仕様が違うものもあった。
楽器の物量、価格に関しては、日本のほうがレベルは上だね。


途中、何本ものパイプから水が出て球体のようになる、珍しい噴水のある公園で小休止。
暑い〜っす、久々に。滞在3日目にしてやっといい天気になってきました。


そして、Vasagatanに入ると、
JazzClub FASHINGが見えてきた。

滞在中、特に見てみたいものがなかったので(時間もない)あきらめた。


この近くにこんな看板があった。

EMPIRE BURGERって、一体どういう味なんだろうね?
食べると、かなり強力なFORCEが身に付けることができたりして(そんな訳ないだろ〜な)


それから、こんな看板もあり。これからやってくるようだ。
ワイヤイヤイヤイヤ〜(これでわかる人、通です)


さて、やっと中央駅までやって来ました。
荷物もあって多少ヘタレ気味だわ。
これから、数少ない観光をしようと市庁舎へ向かった。
途中の陸橋からの眺望はこんな感じ。

到着しました。ここが市庁舎の正面になります。

いや〜、こんな庁舎だったら、襟正して真面目に仕事する気になるんじゃないかね。
中庭に抜ける建物なんか、よくデザインされていますな。

柱をくぐると、広々とした中庭に出る。
まるで、宮殿か古城みたいだ。
目の前が湾になっていて、対岸の風景が絵のようだし、

ここは市民のくつろぐ場所になっているのだろう。
いや〜、周囲の環境は抜群ですな。
ここでノーベル受賞式やるのね。
受賞した田中さんって誠に素晴らしい。
是非パーティでダンスしている姿を拝見したかった。一生に一度しかないんですからね。
わしだったら、踊りまくりたいと思いますよ(ま、さるダンスしかできませんがね)。
却下。


さて、ここで一旦ホテルへ戻って、チェックインします。
かなり遅くなりましたが(いま17時20頃)、
事前に遅くなると電話してあったのでOKっす。
大量の荷物を部屋に入れ(4往復くらいした)、
休むまもなくヒョートリエットへ向かいました。
ここには「カイサス・フィスク」という魚料理の店が入っているファッションビルがある。
新鮮な素材で、安くて旨いらしい。今回は、時間なく行けずじまいだった。
その後、閉店10分前に駆け込み、超速(チョッぱや)で
GRANITで買い物を済ませた
(時間に追われているもんだから、なんだか、こういうパターンが多い)。あ〜、疲れた。
ランチ取ってから、ろくにお茶タイムもなく歩き回っていたので、
ストックホルム・コンサートハウス併設のWAYNES COFFEEで。

スウェーデンフィンランドエストニアにあるコーヒーチェーン店。
店内の感じがモダンで洒落ているね。コーヒーはマイルド系でいける。
ケーキなどもあり、軽く食べられるのもいい。
つい、長居してしまう、ゆる〜い空気流れる店内ですな、ここは。また来たいっす。
オリジナルマグカップを入手(ホントはTシャツが欲しかったが販売していない)。


さて、ストックホルム滞在も今日が最後なので、
ホテル近くのレストランにしようと思います。
午前中にホテルへ向かう際、タクシー内から「イタめし店」が見えたので、
探したところ、ここかなと思う店発見。外のメニューを見ていると、
中から地元の常連さんぽいおじさんが出てきて、
「ここお勧めだよ。おいしいよ」と。
いい情報を頂きました。Tack.Tack.  Gracce.
Stolen
早速、入ってみると、おっ、良さそうな雰囲気だね〜。しかもほぼ満席だ。
予約はしてなかったが、運良く空いていた。
イタめし好きのわしとしては期待感増大だ。
完全地元密着型の人気店らしく、パスタだけ食べている、おばあちゃんもいた。
気軽に利用できるのがいい。旅行者はほとんどいないようだ。


早速、陸上のマリオン・ジョーンズ似でスラリとしたモデル体系のお姉さんが
サーブしてくれた。しかも、とても丁寧な口調で、その様子は店の看板娘ですね。
若手のホープのお兄ちゃんもわりとイケメンでてきぱき仕事してた。
パスタの味は二重マル。海外旅行したなかでも、今までで、一番本格的な味だ。最高ですー。
エビのグリルもバジル、オリーブオイルがうまく絡んでいてホントに美味しかった。


最高のストックホルム最後の晩餐になったね。