ついに再見(中国語で発音してね)その1! Oi!、くつろぎすぎだよ

Dinner in Stockholm

ストックホルム編)    (5/31・夕方)


本日の夕食は、昨年のSwedish Styleで知り合った
友人の計らいで、彼女の自宅でもてなしを受けることになった。
わざわざホテルまで迎えに来てくれるという。
この2日間お世話になる宿は、18時になるとスタッフが
全員帰ってしまう。なので、入り口ドア横で
ピンコードを入力しなければ入館できぬ。
携帯電話に到着したとの連絡あり。「部屋まで上がってきてね」
と告げ、待つことたった10秒(なんせ6室しかないもので)。


「コン、コン」(ドア)。
2重ドアを開けるとおー、Karin キターーーーーーーーッ。抱擁。
「イヨー、久しぶり、何ヵ月振りだっけ・・・、あっ、8ヵ月振りね」。
お土産をもれなく渡したが、ん、扇子を振る様がなんか変だ。
もっと、こうスナップを利かせてスイングさせるんだよ。


さて、外は小雨だが、バスで行くというので傘もささず
(この程度じゃ、北欧人傘ささないっす)、てくてく停留所まで。
行き先はクングスホルメン島。
あれ、さっきまで居なかったっけ?
約15分後・・・・、やっぱりさっきまで買い物していた場所だった。
あっら〜、わざわざ来てくれてごめん、ごめんね〜。


案内されたお住まいはというと、これまた重厚な造りでかなり古そうだが・・。
「えっ、なにっ、セヴンティーンセンチュリーに建てられたって?」
木造建築の日本と違って、未だにちゃんと住めるレベルの建物ってのがすごいね。
しかも、エレベーターなんか、ドアないタイプだった
(ヴィンテージ感たっぷりだが、少し恐怖感に襲われる)。

さて、お招きされると、そこは女の子らしく、
北欧らしいラヴリーアイテム有り〜のシンプルですっきりとした部屋でした。
そして、燭台に火が灯されたのを見て、「ろうそく」が醸し出す雰囲気ってのは
こういうことなのねと初めて実感した。
北欧で灯りがもたらす重要性は、
照明器具のデザインなんかを見ても如実に現れているね。
光の当たる具合が絶妙で、より暖かい空間を演出してくれるしな。


メニューはスウェーデンの伝統料理をごちそしてくれるという。
東京でも全く試したことがないので(というかわざわざ食べに行かない)、
どういうものなのか興味があったね。
食材にこだわりを持っているので、細かく説明してくれたね。
お勧めのアップルサイダー、美味だった(どこのだっけ?)。
パン、ポテト料理、サーモン2種類、Sill(ニシン酢漬け)2種類、
ベリーを使ったデザート、カフェーなど。
特にSillは初体験だった。Karinに「試してみる?」(無理ならいいけどみたいな顔してたね)
と言われ、「ん〜〜〜〜、(ニシンは鬼門だったが)よ〜し一丁試してみるかー」。
スタンダードの方を半ば、恐る恐る「ぱく・・・ぱく・・・」。
「んっ、旨い、結構いけるねー」。
さらに「ぱくぱく」。
「気に入ったわ、これ買う!!」(結局見つけられなかった。残念)
マスタード風味のほうは口に合わんかった。
メーカーはAbba。1838年創業の老舗らしい。sillの他、キャビア、シーフード風味のペーストなど
取り扱っているようだ。気になる人に一言。POPグループ「ABBA」と関わりがあるのかは不明。


去年は東京でとんかつを一緒に食べたので、「今度は何か食べたいものあるかい?」
などと話し込んでいたが、「ス・キ・ヤ・キ」とか
「ジャパニーズ・カレー(スープカレーのことか?)」とか言ってるぞ。
しかも、夏に東京に行く予定とか・・・。
「家スキヤキか〜、いいけど、まずは狭い部屋を掃除しないと食べられないからさ、
掃除手伝ってくれるなら作るよ」などとジョークを飛ばし合い大いに盛り上がる。
いや〜、すっかりくつろいじまってかたじけない。
今日、ストックホルムに着いたとは思えないくらい、
なんかすっかり馴染んでしまった〜(人の家にいるからだよ)。


さて、すっかり長居してしまって申し訳ないね。
明日の仕事に響かないよう、おいとまします。
Tack!Vi ses.


参考:北欧女 vol.13 再会、再見、また再会 (5/31) - フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ