森を見ず、木を見てしまう

新宿・西口



新宿西口、某ビル28Fから見た新宿・靖国通り方面。
そして、一時期若気の至りで遊び場となっていた
歌舞伎町が向こう側にありますな。
今やてんで、足を踏み入れなくなったエリアだ。
この先も立ち入ることはもう無いだろうなぁ。


高いところから東京の街を眺めるとき、いつも印象は一緒だ。
建物がやたらに入り組んで建てられ、とて〜も、ごちゃごちゃしている。
そうした雑多感が東京の面白いところっていう人もあるが、
どうもワシは好きになれない部分もあるねぇ。
ただ、普段はマクロ的思考のワシも、特にこうやって街を眺めるときは
ミクロ的思考であったほうが面白い訳で。
つまり、「あえて森を見ずに木を見る」ということ。
東京の森を見ても癒しは全くなく、圧倒させられるだけですな。
つい、一本一本の木を探し当てて密かな喜びを得ることは都市生活者の常というものでしょう。
今日はなんだか、理屈っぽくなってしまいましたなぁ。