Nicola Conte / Other Directions
ちょっと前になりますが、
イタリアン・クラブ・ジャズを語るうえで
不可欠なレーベルであるSchemaの顔とも言える、
ニコラ・コンテのアルバムがブルー・ノート・レーベル
からリリースされてます。イタリア系レーベルは
irmaなど聴いてきましたが、現在となっては「イマドキの音」
という枠だけで括られている感が強いですな。
アーティスト次第ですが、中身は斬新で音楽的にも
いいものも結構あるんですがね。
で、最近はフィンランドのThe Five Corners Quintet
と比較され、編成は同じだが、もちろん似て非なるバンド。
TFCQのドラマティックな展開の多い楽曲に比べ、
こちらはとてもストレートアヘッドな基本的にイナタイ感じの
サウンドになっていると思います。
本アルバムは、ペットとサックスとの
ホーン・アンサンブル・メロディに
いわゆるアメリカンの良き時代の音、「ハード・バップ」
をベースにボッサ・グルーブ、ヴィブラフォンや女性ヴォーカルを迎えた
仕上がりの軽快でジャジーな極上のラウンジ・ミュージック。
ティル・ブレナーもペット、ボーカルで３曲参加しているのが、おいしいなぁ!
いきなり一曲目からだし、ここが良いっすな。
来月、向こうでティルのDVD買ってこよう。
アザー・ディレクションズ(CCCD)
posted with amazlet on 06.04.27
おすすめ度の平均: 
う〜ん、相変わらずかっこいい！
どジャズでした
Nicola Conte / Other Directions Sample
チェイシン・ザ・ジャズ・ゴーン・バイ
posted with amazlet on 06.04.25
おすすめ度の平均:
イマ旬！！！ 継承されていくJazz いわゆる北欧系クラブジャズの2005年時点の最新モード