スティービーつながりのハープ・サウンド
いつからだったか忘れたが、スティービー・ワンダーの
「If it's magic」(Songs in the Key of Life収録)
での名演を聞いて以来、デトロイト出身の
彼女の演奏が気になっていた。
最近、運良くレコード(アナログ)を見つけた
(CDも発売されているようだ)。
基本的にはスタンダードな4ビートジャズだが、
ハープの柔らかなサウンドがなんとも気持ちが良く美しい。
特に深夜にぴったりだなぁ。Moonlight in Vermontなんか、その典型。
フランク・ウェスのこれまたクリーンなフルート
とのミックスがさらに楽曲全体にいい影響を及ぼしているね。
正直、全体のサウンドにジャズ独特の「毒」はないが、
いい意味でとても聞きやすいアルバムになっているね。
あまりジャズという視点で捉えずに聞くのがよいのかもしれない。
ヒップホップ/クラブ系の切り口絡みで再評価の著しくなっている
ミュージシャンとは知らなかった。
★Dorothy Ashby / Hip Harp(1958)
おすすめ度の平均:
HARPとFLUTEの共演、最高です。端麗甘口!
Songs in the Key of Life
posted with amazlet on 06.01.31